⑥ライフプランを考える

 

これから住まいづくりを考えはじめよう!という時、

家族のこれからを考えておくことも大切です。

 

2016年の時点での日本人の平均寿命は

女性87.14歳、

男性80.98歳

ということなので、

 

ご夫婦が、40歳前後なら

30年から40年先くらいまで、

50歳前後なら

20年から30年先くらいまで、

を考えてみるといいでしょう。

 

人生の設計図「ライフプラン表」を

作成してみるということです。

 

「ライフプラン表」は

ファイナンシャルプランナーさんが

将来の家計のことをクライアントさんに分かりやすく

シュミレーションされるツールとして

よく使われているもので、

私も知り合いのファイナンシャルプランナーさんに

教えていただきました。

 

住まいのことに関していうと、

住宅ローンや、住宅取得後のメンテナンス計画等に

役に立つと思いますし、

 

それだけでなく、新たに住まいづくりを考える時の

プランニングの考え方にも役立つとものだと思います。

 

具体的には、

縦軸に家族全員の名前を記入し、

横軸には年(2018年)などとその年の家族の年齢を

記入します。

 

そして、それぞれのライフイベントを記入していきます。

 

子どもたちなら、

小学校入学、中学校入学・・・

ひとり暮しをはじめる時期、結婚など・・・。

大人たちなら、

資格取得や、新しい仕事を始める時期、

自宅サロンをはじめたい時期、

定年や定年後の再就職など・・・。

また、車の買い替えや海外旅行したいな~

なんていうことも記入してみてください。

 

ライフステージの変化を見える化しておくことで、

住まいの計画の際に、ここは後々のことも考えて

フレキシブルに使えるようにしておきたいな

などとちょっと視点を変えて考えることができます。

 

プランニングをご依頼くださったお客さまに

このライフプラン表を作成してもらうと、

「今までこんなこと考えたこともなくて、

最初はイメージできなかったのですが、

家族で話し合いながら書き進めていくと

いろいろと考えることがありました。いい機会でした。」

とおっしゃってくださいます。

 

ライフプラン表は、一度記入すると変えられない

というものではありません。

変わることのほうが多いのではないかと思います。

プランが変わればその都度変えていけばいいので、

あまり難しく考えず、楽しみながら

作成してみてください。

 

ライフプラン表は、

『ライフプラン表』と検索すると様々なフォーマットが

公開されていますので参考にされるのもいいと思います。